改めてこのウェブサイトについて
このウェブサイトは学生音楽団体「学習院輔仁会音楽部」の情報をまとめたものです。あくまで非公式のになります。
先輩方の紡いでいた百余年にわたる記録の散逸を防ぐためにデータをまとめることを目標としています。
いずれは音楽部の歴史についても記述したいのですが、当面は過去に行われた演奏会についての記事を拡充したいと考えています。
今後進めていく記事の内容
現状の課題として、以下のことが挙げられます。
- 各演奏会プログラム情報
- 演奏された作曲家や曲目についての情報
- 略年表・各年毎など
- 指揮者・指導者を中心とした人物情報
- 過去に発行された部報、演奏会パンフレット、そのほか冊子類についての情報など
演奏会のプログラム情報
2025年(令和7年)9月までの目標として、現在まで続いている学習院輔仁会音楽部定期演奏会、学習院輔仁会音楽部管弦楽団定期演奏会、学習院輔仁会音楽部合唱団定期演奏会についてプログラム情報を掲載したいと考えています。
その後、現在では休止もしくは廃止されている演奏会、例えば甲南大学グリークラブとの交歓演奏会、そして各単声合唱団(女子大女声合唱団、大学女声合唱団、大学男声合唱団)の定期演奏会についても判明しているものについては随時演奏会プログラムを掲載したいと考えています。
演奏された作曲家や曲目についての情報
このウェブサイトはデータを残すこと第一義に考えています。
そして、データの活用方法として、ご覧いただいた方々に有益な情報も掲載したいと考えています。
例えば、これまでに演奏した曲や作曲家についてもまとめることで、演奏プログラム作成の参考になるような記事を拡充したいです。
そのため、2025年(令和7年)中の目標として、音楽部定期演奏会で演奏された作曲家について個別ページを作成し、いつどのような曲が演奏されたかがわかるようにすることを検討しています。
略年表・各年毎など
パンフレット等がなくプログラム内容以前に演奏会の日程自体が確定できていない演奏会が現状数多くあります。それらについて調査を行いたいと考えています。
指揮者・指導者を中心とした人物情報
100年間に指導いただいた先生方、共演いただいたソリストの音楽家、指揮者の先生はおそらく数百名いらっしゃると思います。学生を中心とした音楽団体の記録からは抜けてしまいがちな記録だと思いますので、しっかりと整理したいと考えています。
過去に発行された部報、演奏会パンフレット、そのほか冊子類についての情報など
もしどなたかが音楽部の歴史をまとめたいと考えたときに、何を参照すべきなのかがわかると役に立つと思いますので、参考文献については一覧を作成する予定です。
記事の拡充に向けた調査方法
当面は演奏会プログラムの情報を記事化を目標としています。まずは音楽部の定期演奏会、および管弦楽団定期演奏会について拡充を進めます。
記事の作成には主に下記を用いて行います。
1.パンフレット原本が参照できる場合はそれを典拠にする
2.パンフレット原本(デジタル複製含む)を入手していない場合は同時期の、もしくは後年の史資料を参照する。演奏会パンフレット、部誌『ハーモニー』、部内資料、CD、MD、レコード、カセットテープ、オープンリール、楽譜、写真、ビデオ、DVD、外部団体資料など。
3.加えて、『学習院輔仁会音楽部五十年史』および『学習院輔仁会音楽部大学男声合唱団史』、および付録のデータ集を参照する
4.上記に記載がない場合は「国立国会図書館デジタルライブラリー」や各種音楽関係の図書、論文を参照する。
『学習院輔仁会音楽部大学男声合唱団史』という書籍があります。本編は歴代の男声合唱団員の執筆した文章が掲載されています。そしてDVD付録として、演奏リストとパンフレットその他をスキャンしデジタル化したデータ集があります。このデータが非常に有益です。
また1972年(昭和47年)までの歴史については『学習院輔仁会音楽部五十年史』があります。『五十年史』は戦後のOBが中心となって執筆しているため執筆者が合唱団OB、しかも学習院大学卒業の男性と偏りがみられます。そのためオーケストラや大学女声、短大女声の記述が少ないのは残念ですが、昭和40年安保が収束した頃までの歴史が記述されています。
将来的に書きたいこと
音楽部の歴史について、なるべく客観的な視点で書き残したい
輔仁会音楽部は(旧制)中等科・高等科の学生により始まり、戦後、大学が設置されてからは、大学生が運営の中心となりました。当ウェブサイト管理人は大学音楽部の活動以外を知りません。そのため、高等科・中等科・女子部の音楽部がどのような変遷をたどり現在の活動形態となったのかは現状全く把握しておりません。可能であれば、戦後音楽部の歴史を、大学の音楽部のみならず多様な視点で記述したいと考えております。
しかしながら、現状、官立時代の学習院においての輔仁会活動、私立学習院になってからの大学を中心とした活動史についてもまだまだまとまりがついていない状態です。まずは『学習院輔仁会音楽部五十年史』を発展させるかたちで音楽部史を拡充することを念頭に置き、記事の拡充に努めます。
音楽史研究者の方にも役立つ情報を掲載したい
これは管理人の個人的な希望ですが、華族の教育をになっていたという特殊な環境もあり学習院輔仁会音楽部の歴史は設立当初から音楽史上重要な人物の名前が見られます。戦前だけでも山田源一郎、近衛秀麿、近衛直麿、水谷川忠麿、小松耕輔、京極高鋭(加藤鋭五)、富永惣一、瀬戸口藤吉、山田一雄、萩原英一…。
音楽部の歴史を紐解くことによって、音楽家同士のこれまで見えてこなかった繋がりなどが少しでも明らかになれば、そう願っております。
そのためにも、音楽部の歴史をまとめる作業に全力を注ぎたいと思います。

